おやすみ絵本
おやすみ絵本編集部2026年6月8日
SUPER

たろうと雨粒さんのあめのひ

表紙

あめがふる、ふる。たろうは、あめのひがすきだ。

たろうは、あおいカッパをきて、外にでた。

あめの音が「ぽつぽつ」と聞こえる。たろうは、わくわくする。

「たろう!」「ねえ!ここに!」

挿絵

雨のなか、たろうはカタツムリを見つけた。

カタツムリは、ゆっくりとあめの上をはっている。

たろうは、カタツムリを指さした。「みて!」

「かわいいね、でもぬれちゃうよ。」

たろうは、笑って言った。カタツムリは、しずかにかたまった。

挿絵

次に、たろうはミミズを見つけた。

ミミズは、しずくの中でくねくねしている。

「わあ、ミミズだ!」たろうの声がひびく。

「あめでおどってるね。ミミズさん!」

ふたりは、雨の中でふしぎな生きものをみつけた。

挿絵

そのとき、雨粒さんが空からふわふわと降りてきた。

「やあ!みんな、あめがすき?」

たろうは、うれしくてたまらない。「うん、だいすき!」

「そしたら、いっしょにあそぼう!」雨粒さんが言った。

たろうとカタツムリ、ミミズもいっしょにあそぶことになった。

挿絵

ふたりは、雨でぬれた葉っぱの上をはねた。

「ぴちょん、ぴちょん!」とおとがした。

そのとき、河童がやってきた。「やあ!あめであそんでる?」

たろうは目を丸くした。「河童さん!」

河童は笑って、たろうたちに手をふった。

挿絵

みんなは、雨の中であそびながら、楽しいひとときをすごした。

あめがやんだあと、やさしい風がふいた。

たろうは心がほっこりした。雨の日も、あたたかい気持ちでいられる。

たろうは、これからもいろんなあめの日を楽しもうと思った。

「またあおうね、雨粒さん!」たろうは笑いながら言った。